ValleyMODEのエプロンができるまで

こんにちは、私たちが運営しているValleyMODEというエプロンブランドがあります。

ValleyMODEではとにかく可愛くて、機能的なエプロン作りを目指していてたくさんのネイルサロンさんや美容室、クリニックさんなどでご利用いただいております。

https://www.valleymode.jp

私たちが大切にしているのはお客様の感動や日常をスペシャルにすることです。

しかし実はその製品を作っている背景にも少しこだわりを持っています。

ValleyMODEのエプロンは全て日本製、しかも自社工場と日本中のフリーランスの職人さんたちによって作られています。

 

自社工場はわかるけど「日本中のフリーランスの職人さん?」と少し驚かれた方もおられるかもしれません。

実はValleyMODEを運営する合同会社ヴァレイは縫製工場を運営する会社です。

日本中にはたくさんの縫製工場があるのですが海外での大量生産による価格破壊などによりその数は年々減少していて30年で1/5になったとも言われています。

 

そしてそこで働いていた職人さんは技術を持っているにもかかわらず働くことができません。

私たちはそんな技術をお持ちの職人さんたちが活躍できるようにと2016年からMY HOME ATELIER(マイホームアトリエ)というサービスを展開しています。

このサービスによって技術を持っている職人さんが自宅にいながら高品質の商品を作ることができるようになったのです。

さらに自宅ではできない大きな設備が必要な業務や、クオリティの最終チェック、針の混入を調べるような専門的な検品などは全てヴァレイが運営するマザーファクトリーで行っております。

この仕組みのおかげで少しずつ日本中の職人さんにお仕事をお渡しすることができるようになってきました。

 

2020年8月、コロナ禍でValleyMODEは日本中で不足していた医療用ガウンを提供したいという思いから始まりました、同時にコロナ禍で仕事がなくなってしまった日本中のフリーランスの職人さんに仕事を作りたいという思いで僕たちは販売を続けてきました。

私たちのエプロンは福井県で作られている日本製の生地と、日本の服作りを支えてきた職人たちの技術、そしてエプロンをご利用いただけるお客様によって成り立っているのです。

また非常にご迷惑をおかけすることも多い「在庫」問題ですが、

こちらも環境に配慮しながら作りすぎないことをモットーにしております。

確かに海外で大量に作るとコストも下がりお客様にも喜んでいただけると思っています。

しかし大量に作ることで廃棄をしなくてはいけなくなったり、国内の職人の仕事を停めてしまうことになったりします。

安さはもちろん重要です、しかしコストを考えながらも使っていただける皆様が心の底から満足していただき「買ってよかった!」と思えるクオリティを作るためには国内生産で自分たちの目で1点1点検品してお届けすることになるのです。

だから目の届く範囲で作るとどうしても作れる在庫数が多くなく、私共としてはうれしい悲鳴ではあるのですが、

作った瞬間には数日で完売してしまうという現状が生まれています。

これは私どもが解決していかなくてはいけない大きな課題ですので頑張ります。

私どものエプロンを「欲しい」と思っていただける方に少しでも早く満足したクオリティの商品をお届けすること、

そしてそれを作る職人や私たちのメンバーが幸せな気持ちでものづくりを続けられるよう、これからも作り続けたいと思っておりますのでValleyMODEをよろしくお願いいたします。

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