縫製技能者募集します

ヴァレイではこの度事業拡大に伴い縫製技能者を募集いたします。

通常ですと縫製工場に出社していただいてミシンに乗ってガガガ…..とミシンを操り、服を仕上げていきます。

それが縫製士です。

しかし今回募集するのは縫製技能者です。

僕たちは縫製工場であり、縫製工場ではありません。

縫製を行う会社でありながらMY HOME ATELIERというサービスを行なっております。

このサービスでは日本中にいらっしゃる職人さんに自宅で縫製を行なっていただいております。

そのため、縫製士さんは既に数百名おられるのです。

 

私たちが今回募集したいのはその全国の職人さんたちに技術を通じてコミュニケーションをとる技能者です。

 

私たちは日々自社製品や委託商品の縫製を全国の職人さんとともに製造しておりますが、職人さんたちの技術のバックボーンはそれぞれ違います、出身工場、メンズ、レディース、サンプル工場か量産工場か、地域、時代などさまざまな背景を持たれている職人さんたちは技術は高いものの統一性はありません。

そこで弊社のクオリティコンダクター(製品コンダクター)が中心となり、技術の標準化を行います。

具体的な仕事としては職出し前に「縫えるかどうか」のチェックを行う、先上げの確認、縫製の技術問題が起こった時の対処、メーカーとの技術部分でのすり合わせなどです。

通常この業務をメーカーでは生産管理さんが行なっておりますが、私たちの相手は熟練の「職人」たちです。

そんな職人と対等に話をするには「縫える」ではなく「同じ立場」である必要があります。

同時に相手に伝えるコミュニケーション能力も必要になります。

 

 

ここまで書くと非常に難しい仕事のように感じられるかもしれません。

確かに大変なお仕事ですが、この仕事は非常に重要です。

現在実は日本中に「服を作りたい」という方がたくさんおられます、コレクションを夢見ている若いブランドや、服づくりを通じて環境問題や社会問題を解決したいという人たちがたくさんおられるのです。

しかし職人さんとの距離はとても遠く、言葉は通じても共通言語がなく、まるで日本人と外国人のように文化も違い合い慣れない場合が多いのです。

私たちは日本の縫製業を次世代につなぎたいと考えています、

今まで諸先輩がたが繋いでくれたバトンを次の時代にしっかりと合わせながら繋ぎたいと考えているのです。

そのためには技術を持ったあなたの力が必要です。

 

「縫う」では解決できない問題を、「縫う」をサポートすることで解決したいと考えるのです。

僕の大好きなアフリカの言葉があります。

「早く行くなら1人で行きなさい、遠くに行くならチームで行きなさい」

1人の方が楽です、自由に動けます。

しかしこれから衰退を続ける日本の服作りを次世代につなげるためにはチームでなくては絶対に達成できません

私たちは皆さんの技術が必要です。

ぜひ下記の条件をご一読いただき、もしご興味がございましたらご連絡お願い申し上げます。

お問い合わせ

https://www.valleymode.com/contact/

 

募集条件

性別不問  年齢 〜45歳

縫製工場経験3年以上あり(できれば班長など経験あり)

奈良の本部に通勤できる方に限ります

(リモートではダメですか?とお問いわせいただきますが、今回は通勤できる方限定です)

コミュニケーションが好きで、向上心のある方。

給与 要相談(技能などによる)

 

弊社ではお子様が小さかったり、介護中など様々な事情の方がたくさんおられます、時短勤務当も対応できますので、ぜひご応募お願い申し上げます。

 

 

ヴァレイ

谷 英希